3.8%という数字の正体は、「全条件を満たす相手の希少さ」でした。ここから、ごく当たり前の、でも見落とされがちな事実が見えてきます。
それは、「完璧な相手」を探すほど、出会いは狭くなるということ。当たり前すぎて、かえって意識されないこの事実を、見つめてみましょう。
これは「妥協のすすめ」ではありません。「完璧主義の構造的な限界」についての話です。
完璧を求めるほど、対象は減る
考えてみれば、当然のことです。
- 「年収だけ」なら、該当者は多い
- 「年収+身長」なら、減る
- 「年収+身長+学歴+年齢+雇用+体型」なら、ごくわずか
求める条件が増えるほど、それを全部満たす人は、急速に少なくなります。これは、相手の問題でも、自分の問題でもなく、ただの組み合わせの数学です。
「減点法」が、見落としを生む
完璧な相手を探すとき、私たちは無意識に「減点法」で人を見ます。
- 「年収はいいけど、身長が足りない」→ 除外
- 「優しいけど、学歴が条件に合わない」→ 除外
一つでも条件を欠くと、減点して候補から外す。でも、この方法だと、条件には現れない素晴らしい相手を、見落としてしまうのです。
完璧を求める減点法では、本当に合う相手を、見過ごしてしまうことがある。
「加点法」で見るという選択肢
減点法の代わりに、加点法で見るという方法があります。
- 「この人の、ここがいいな」を、数える
- 条件で引くのではなく、魅力で足す
- 完璧さではなく、「一緒にいたいか」で見る
加点法に切り替えると、これまで見えなかった相手の魅力が、見えてきます。
「完璧」は、幸せを保証しない
そもそも、全条件を満たす完璧な相手と結ばれても、幸せが保証されるわけではありません。
- 条件は完璧でも、相性が悪いことはある
- スペックより、一緒にいる心地よさが大切
完璧を追い求めることが、必ずしも幸せへの近道ではないのです。
今日から
「もっといい条件の人がいるはず」と探し続けそうになったら、思い出してください。
完璧を求めるほど、出会いは狭くなる。それは、ただの組み合わせの数学。
どこまで条件を求めるかは、あなた次第。でも、減点法で大切な人を見落とさないよう、ときには加点法で、人を見てみてください。