「昇進、どうかな?」と打診されて、とっさに「いえ、私には無理です」と答えてしまう。

その反射的な返事、本当に本心でしょうか。断ること自体は、ありです。でも、断る前に、それが本心か刷り込みか、確かめてからでも、遅くありません。

敵は人ではなく前提。とっさの「無理です」に潜む、刷り込みを見つめます。

とっさの「無理です」

昇進や、責任ある役割を打診されたとき、考える前に「無理です」と出てしまうことがあります。

  • 「私には、まだ早い」
  • 「責任が、重すぎる」
  • 「家庭と、両立できない」
  • 「自信が、ない」

これらが、よく考えた末の結論なら、いいのです。問題は、考える前に、反射的に出てくるとき。そこに、刷り込みが潜んでいる可能性があります。

「反射」と「判断」を、分ける

とっさの「無理です」は、判断ではなく、反射かもしれません。

  • 長年の「女性は控えめに」が、反射を作る
  • 「私なんか」という内面化が、即答させる
  • 本当に検討する前に、扉を閉じてしまう

反射で断ると、本当はやりたかった機会を、逃すことがあります。

とっさの「無理です」は、判断ではなく、刷り込みによる反射かもしれない。

「いったん、持ち帰る」

だから、おすすめしたいのは、即答しないことです。

  • 「少し、考えさせてください」と言う
  • 反射ではなく、判断する時間を取る
  • 本心を、確かめる

即答を避けるだけで、刷り込みの反射に、流されずに済みます。

確かめる、問い

持ち帰ったら、自分にこう問うてみてください。

  • もし自信があったら、やってみたい?
  • 「無理」の理由は、本物? それとも思い込み?
  • 性別の前提を抜いても、同じ判断をする?
  • 「できない」のか、「できないと思い込んでいる」のか

問い直すと、本心が見えてきます。

断るのも、引き受けるのも、自由

確かめた上でなら、どちらでもいいのです。

  • 本心から断るなら、それでいい
  • やってみたいなら、引き受けていい
  • 大事なのは、刷り込みではなく、本心で決めること

今日から

昇進や役割を打診されたら、すぐ断る前に、思い出してください。

断る前に、それが本心か刷り込みか、確かめていい。

即答せず、持ち帰って、本心に問う。刷り込みの反射ではなく、自分の意志で、決めていきましょう。