「出しゃばりだと、思われたくない」。会議で発言を控え、手柄を譲り、一歩引いてしまう。
控えめであることは、美徳とされてきました。でも、その「出しゃばりたくない」という気持ちが、いつのまにか、あなた自身の天井を作っていないでしょうか。
敵は人ではなく前提。「控えめであるべき」という、内面化された前提を見つめます。
「出しゃばり」という、呪いの言葉
「出しゃばり」という言葉は、特に女性に対して、強く使われてきました。
- 意見を言うと、「出しゃばり」
- 前に出ると、「でしゃばっている」
- 自己主張すると、「生意気」
この言葉を浴びるうちに、「目立たないほうがいい」という前提が、内面化されていきます。そして、自分で自分に、ブレーキをかけるようになります。
「控えめ」が、天井になる
控えめであること自体は、悪くありません。でも、それが行きすぎると——
- 発言の機会を、自分から手放す
- 正当な評価を、受けそびれる
- やりたいことを、引っ込めてしまう
- 「目立たない人」として、固定される
「出しゃばりたくない」という気持ちが、あなたの可能性に、天井を作ってしまうのです。
「出しゃばりと思われたくない」は、いつのまにか、自分で自分に張る天井になる。
「出しゃばり」と「正当な主張」は違う
ここで、区別が大切です。
- 出しゃばり — 他人を押しのけ、自分だけを通すこと
- 正当な主張 — 自分の意見や成果を、適切に示すこと
意見を言うこと、成果を示すこと、機会に手を挙げること。これらは「出しゃばり」ではなく、正当な主張です。混同して、自分を抑える必要はありません。
天井を、外す
この天井を外すには、小さな一歩から。
- 会議で、一度発言してみる
- 自分の成果を、きちんと伝える
- 「出しゃばりかな」と思っても、正当な主張なら、する
やってみると、たいてい「出しゃばり」だなんて、思われません。天井は、自分の頭の中にあっただけ、と気づきます。
今日から
「出しゃばりと思われたくない」と引っ込めそうになったら、問うてください。
これは出しゃばり? それとも、正当な主張?
正当な主張なら、控える必要はありません。「出しゃばりたくない」という前提が作った天井を、そっと外していきましょう。