職場の「なんとなくの常識」。「女性は、こういう役割」「これは、男性の仕事」。
でも、考えてみてください。その"常識"を作った人たちは、もう、現場に残っていません。なのに、ルールだけが、化石のように残り続けている。その奇妙さを、見つめてみましょう。
敵は人ではなく前提。ここでは、残り続ける「ルール」の正体を見ます。
ルールだけが、生き残る
組織の「常識」には、不思議な性質があります。それを作った人がいなくなっても、ルールだけが、生き残るのです。
- 「昔からこうだから」と、引き継がれる
- 誰も、理由を覚えていない
- でも、なんとなく、従っている
作った人の事情も、時代背景も、もう存在しないのに。形骸化した前提だけが、現場を縛り続けています。
「なぜ?」が、答えられない常識
形骸化した常識は、こんな特徴を持っています。
- 「なぜ、そうなの?」と聞いても、誰も答えられない
- 「昔から」「みんなそうだから」しか、出てこない
- 合理的な理由が、見当たらない
理由を説明できない常識は、たいてい、もう役目を終えた、古い前提です。
理由を誰も答えられない「常識」は、作った人がいなくなった、空っぽのルール。
「空っぽのルール」に、縛られない
作った人もいない、理由もない。そんな空っぽのルールに、あなたが縛られる必要は、ありません。
- 「昔からこうだから」は、従う理由にならない
- 形骸化した前提は、更新していい
- 誰も守る理由を説明できないなら、それは変えどき
「なぜ?」と、問うてみる
形骸化した常識を変える、第一歩は、「なぜ?」と問うことです。
- 「これは、なぜ女性の役割なのですか?」
- 「この慣習に、理由はありますか?」
問われた瞬間、答えられない常識は、その古さを露呈します。問うこと自体が、前提をほどく力になります。
今日から
職場の「なんとなくの常識」に縛られそうになったら、思い出してください。
その常識を作った人は、もういない。残っているのは、理由のない空っぽのルール。
作った人も理由もないルールに、縛られなくていい。「なぜ?」と問うことから、古い前提は、ほどけていきます。