機嫌のいい日と、悪い日。その差を、つい「天気」や「相手の態度」のせいにしていませんか。

たしかに、外側の出来事に気分は左右されます。でも、自分の機嫌を、外側まかせにしておくのは、少しもったいない。一人で生きていくなら、なおさら、自分で自分をご機嫌にする技術が、心強い味方になります。

機嫌は、スキルで取れる

「機嫌がいい人」は、たまたま運がいいわけではありません。多くの場合、自分の整え方を知っているだけです。

これは性格ではなく、スキル。だから、後からでも身につけられます。鍵になるのが、自分専用の「感情の取扱説明書」を作ること。

自分の取扱説明書を作る

自分という機械を、上手に動かすためのマニュアルです。次の3つを、思いつくまま書き出してみてください。

① 機嫌が良くなること(チャージ法)

  • 好きな音楽、おいしいお茶、散歩、長風呂、推しの動画……
  • 「これをすると元気が出る」を、できるだけたくさんリスト化する

② 機嫌が悪くなる引き金(注意報)

  • 寝不足、空腹、SNSの見すぎ、特定の人との会話……
  • パターンが分かれば、先回りして避けられる

③ 落ちたときの応急処置

  • とりあえず寝る、甘いものを食べる、誰かに話す、泣く……
  • 「最悪のときはこれ」を決めておくと、慌てない

自分の機嫌の取り方を知っていることは、一生ものの自立。誰かに満たしてもらうのを、待たなくてよくなる。

「ご機嫌でいる」のは、わがままじゃない

自分の機嫌を取ることに、罪悪感を持つ人がいます。「自分を甘やかしている」と。

でも、機嫌のいいあなたは、周りにもやさしくできます。自分を満たすことは、巡り巡って、大切な人を大切にする力にもなるのです。自分のご機嫌は、最優先で守っていい。

今日から

落ち込みそうになったら、自分の説明書を開いてみてください。

「私を元気にする方法を、私はちゃんと知っている」

そう思えるだけで、どんな日も、少しだけ立て直しやすくなります。まずは「機嫌が良くなることリスト」を、5つ書くところから始めてみませんか。