「そんなに条件があると、わがままだよ」「妥協しないなんて、贅沢」。基準を下げないと、こう言われることがあります。

でも、本当にそうでしょうか。基準を下げないことは、わがままではなく、自分の人生への誠実さです。その違いを、見つめてみましょう。

「わがまま」と「誠実さ」の違い

まず、二つの言葉を、分けて考えましょう。

  • わがまま — 自分の都合だけを押し通し、相手を顧みないこと
  • 誠実さ — 自分にも相手にも、嘘をつかず、真剣に向き合うこと

「基準を下げない」は、どちらでしょう。多くの場合、それは後者です。中途半端な気持ちで一緒にならないことは、自分にも相手にも、誠実な態度なのです。

妥協は、自分への「嘘」になる

考えてみてください。妥協して結婚するとは、どういうことでしょう。

  • 本当は納得していないのに、納得したふりをする
  • 大切にしたいものを、ないことにする
  • 自分の気持ちに、嘘をつく

これは、自分自身への、小さな裏切りです。基準を下げないのは、その嘘をつかない、ということ。それは、誠実さそのものです。

妥協は、自分への嘘になりうる。基準を持つことは、その嘘をつかない誠実さ。

相手にも、誠実である

基準を下げないことは、相手への誠実さでもあります。

  • 心から望んでいない相手と、一緒にならない
  • 「とりあえず」で、相手を選ばない
  • 中途半端な気持ちで、相手を巻き込まない

妥協で選ばれた相手も、本当は幸せではありません。誠実に選ぶことは、お互いのためなのです。

「わがまま」と言われたら

それでも「わがまま」と言われたら、こう考えてください。

  • それは、私を急かしたい人の、都合かもしれない
  • 慎重であることを、わがままと呼ぶのは、おかしい
  • 自分を大切にすることは、わがままではない

言葉に、惑わされないでください。

自分に、誠実であること

自分の人生に誠実であることは、何より大切です。

  • 自分の気持ちに、正直でいる
  • 大切なものを、ないことにしない
  • 納得できる選択を、する

それは、わがままどころか、自分を大切にする、いちばん尊い姿勢です。

今日から

「妥協しないなんて、わがまま」と言われたら、思い出してください。

基準を下げないのは、わがままではなく、自分への誠実さ。

自分にも相手にも、嘘をつかない。その誠実さを、どうか、誇りに思ってください。