新しいことを学び始めると、若い人の飲み込みの速さに、息をのむことがあります。教わったその場でできてしまう。覚えるのも速い。「やっぱり、若さにはかなわない」。そう感じて、肩を落としたことはありませんか。
でも、少し立ち止まってみてください。学びは、短距離走でしょうか。その場の速さだけで、すべてが決まるのでしょうか。若さで負けても、続ける力で勝てる。今日は、そんな視点を、あなたと分かち合いたいのです。
速さは入口にすぎない。続けた人だけが、奥の景色を見る。
「速さ」と「続ける力」は別もの
最初の習得の速さと、長く続ける力は、まったく別の才能です。
- 速く覚える人が、長く続けるとは限らない
- 続ける人は、ゆっくりでも遠くまで行く
- 多くの物事は、続けた量で差がつく
- スタートの速さは、ゴールを保証しない
その場でできる人をうらやむより、続けられる自分を、信じていいのです。
年齢は、学びを止めない
「もう若くないから、頭が回らない」。そんな声が聞こえてくるかもしれません。でも、脳は年齢で学べなくなるわけではない、とされています。
- 大人の学びには、経験という土台がある
- 物事を関連づけて理解する力は、衰えにくいとされています
- 「なぜそうなるか」を考える力は、年齢とともに育つ
- 学び直しは、誰かと競う競争ではない
※詳しくは最新の情報をご確認ください。大切なのは、あなたのペースで続けられること。それだけです。
あなたが積んできたもの
若い人にはまだない、あなただけの財産があります。
- 困難を乗り越えてきた経験
- 自分に合うやり方を知っている
- 焦らず、長い目で物事を見られる
- 続けることの価値を、体で知っている
これらは、一夜では手に入りません。時間をかけたあなたにしか、持てないものです。
若さは時間が連れてくる。続ける力は、あなたが選び取るもの。
続けるための、小さな工夫
無理に頑張り続けるのではなく、続けやすくする工夫があります。
- 一度に多くを求めず、少しずつ
- できなかった日を、責めない
- 昨日の自分とだけ、比べる
- 楽しいと感じる瞬間を、見失わない
続けられる仕組みを持つ人が、最後まで残ります。激しさより、やさしさを。
「負け」だと思わなくていい
そもそも、誰かと競って勝ち負けを決める必要は、ありません。
- 学びは、自分のためのもの
- 速い人がいても、あなたの歩みは止まらない
- 比べる相手は、過去の自分だけでいい
- 続けている時点で、もう前へ進んでいる
「勝てない」と感じたその気持ちごと、そっと脇に置いていいのです。
今日から
学び始めの場で、若い人の速さにひるんだら、こう思い出してください。
若さで負けても、続ける力で勝てる。
その場の速さは、入口の景色にすぎません。続けたあなたが、いつか見る奥の景色を、私たちは知っています。焦らなくて、大丈夫。あなたのペースで、続けていきましょう。